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雑魚の云々

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戦後60年・・・

分かってはいても、実際分かっていないんですね。

「火垂るの墓」のドラマ版をやっていましたね。60年なんてほんのこの前のことなのに・・・

わたしの父は18才位でしょうか、あの県北の田舎で暮らしていたのに、徴兵で衛生兵として呉の海兵病院にいたようです。

母から断片的に聞いたことはありますが、もちろん母も結婚する前の話ですし、いくらも知らないはなしです。父は寡黙な人でそのころのことを、私たちに話すことはありませんでした。

先日、大阪に行って叔父夫婦と話していたとき、そのころの昔話が出てきました。

薬の整理ばかりやっていたこと、終戦になりウチに帰ろうにもその年の台風で国鉄が不通になり、岡山まで行って伯備線経由で帰ったこと、常宿にしていた旅館に一斗缶の砂糖をあげたらものすごく喜ばれたこと、終戦になっても福岡や、呉に留まって仕事をしていたことなど初めて聞く話がありました。

私が3歳ころ、姉に着いて遊んでいたとき、木に登って滑り落ちたことがあるようです。腕のいたるところに、大きなトゲが突き刺さり大変なことになったようです。田舎のことで、病院などすぐ行けるところではありませんでしたが、父が抜いてくれたという話を聞きました。衛生兵としての知識があったからできたことでしょうが、経験は身を助けるというべきか・・・

そんな時代があって、いまの日本があるということを私たちは忘れてはいけないでしょう。いまだに、靖国問題とか、北朝鮮の拉致問題とか、解決していないことはたくさんあります。

たった60年前のことです。あの戦争をふたたび経験することは、絶対にあってはならないことなのです。

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言うまでもなく戦争を知らない世代です。戦争については小学校時代に「はだしのゲン」を回し読みして学んだってとこでしょうか。
また同時期に町内の子供会の日帰り旅行で原爆資料館に行き、焼けただれて皮膚がぶらさがっているマネキンを見てショックを受けました。
あと戦時中の頃については祖母から聞かされました。祖母の兄が戦死し墓に遺骨がないのが子供だった私には理解できませんでした。

最近の学校では戦争と平和についてどのように教育されているのでしょうか?ちなみに私は第二次ベビーブームの世代(末期?)で中高生時代は受験戦争というこれまた別の‘戦争’に参戦していました。それはさておき学校、特に高校では受験対策中心で歴史の授業も暗記中心でした。日本史も世界史も授業では中世・近世が中心で結局授業が遅れ、現代・特に第二次世界大戦あたりはお粗末というか、もはや記憶にない位です。試験にもあまり出ないため授業でも重視されてなかった気がします。
しかも歴史というのは客観的な史実を教わるものだとばかり思っていたのに歴史教科書の事実について知ったのは大人になってからです。

スミマセン。じゃこさんの今回のテーマから話がそれてしまいましたね。あのような戦争は二度と起こってはいけないけど、戦争の悲惨さを知る世代がいなくなったら、‘歴史は繰り返す’といわれるように再び起こってしまうのでは?と不安に思うこともあります。
平和を願いつつも何の影響力もない一個人に何が出来るのでしょうか。難しいとこです。

245
ともさんおはようです。
歴史の勉強はたいてい最後の近代史あたりでは時間がなくなり、教科書読んどいて・・・で終わってしまうんですよね。その教科書も重大なことには触れていないからなにも分かっていないと思います。
本当に知りたければ自分で聞いて歩くしかないでしょう。
しかし、実際に経験した人はあの悲惨さを思い出すことさえつらい話がたくさんありすぎて、自ら語ることはなかなかしない人のほうが多いいのです。
広島の墓地を訪れることがあれば、墓石に刻まれた「昭和二十年八月」の記載を数えてみるだけで、いかに戦争というものが愚かなことであったかと思い知らされることでしょう。

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>戦後60年・・・
おはようございます。戦後60年、と言いながら今年日本は国として、一体「何をやったんだろうか?」という感を持っております。自衛隊を未だにアメリカ追随だけのために派遣している国、としかイラクでも感じていないようですしね、だって超同盟国のイギリスが撤退の方向なのに、ですよ。友人が言っていましたが、「とも」さんが書いていらっしゃった「はだしのゲン」が広島市内の本屋で探したくてもあまり在庫がないらしく、何人かタクシーの運転手さんにも聞きましたが、今の市長は「平和ボケ」している…なんて言っておられましね。これは現実に広島に住んでみないと分からないですが。
藤原帰一という東京大学の政治学者の著書に「「正しい戦争」は本当にあるのか」」という名著があって、ラブ&ピースだけではだめなんだ、と言い切っておられます。詳しくはまた解説しますが、でも「広島」が大事なんですよ、日本から平和を訴える唯一の都市としては。

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>戦後60年・・・
のび太さん、おはようございます。
国だとか戦争だとか、なかなか端的な言葉でかたずけられない複雑な問題で実際分からないと言うしかないのですが、同じ時代を生きることでそれぞれの立場での思いがあるのです。その中に勝者があり敗者ができる、集団になればさらに大きな力に巻き込まれていってしまう、恐いことです。
言えることは武力で解決することは絶対にできません。そのことを教育によって理解できれば、テロであるとか核であるとかの問題が解決するのかと思いますが、地球上の人全員が理解するまでには、悲しいかな まだ先のことなのでしょうか。


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