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雑魚の云々

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悩んで捨てた

世の中いろんな仕事があり、なかには国家資格なり免許なりそれぞれ資格のいる仕事がある。またなんの資格がなくても、ほかの人にはとうてい出来ない技術を持っている人もいる。分かりやすいところで言えば、スポーツで活躍する人などはそうである。

また会社などでは、社員の向上心を引き出すために資格の取得を奨励しているところもある。この場合は資格があろうがなかろうがやることはいっしょの場合がが多い。ただ資格があるということで、おのずと責任感が違ってくる。

なぜこんなことを書いているのかというと、昨日私宛に資格の更新の知らせが来た。15年も前に取ったもので5年ごとの更新がいる。「インテリアコーディネーター」というカッコいい名前が付いている。当時はバブルの最盛期でバリバリのカッコいい資格だった。

試験もほどほど難しくて合格率は二割程度だった。私は職業柄、あれば便利かなと思って半年間、月一の講義で挑戦したのだが、なかには高額の授業料を支払い 一年も学校に通って受験する人もいた。

筆記試験があり一次合格した。後日 論文面接の試験があり二次合格した。学校に通っても落ちた人がたくさんいた中、ラッキーだった。

さて、資格を取ったものの携わる仕事はいままでやってきたことの延長で特別なことはない。変わったことといえば、自分の名刺ができたことくらいで、それによって特に仕事が取れたわけではない。

その当時はインテリア用品も高級品が軒並み売れていた。バブルの絶頂だっただけに、転げ落ちるのも早かった。市場はどんどん不景気になり私の資格の出番はなくなっていた。

いま騒がれている「耐震偽造問題」・・・いくら部屋のインテリアだけ飾ってみても構造がマッチ棒のような造りではなんの意味もない。こんな「経済設計」重視のマンションにコーディネーターが関わっているとは思えないが、もしクライアントに依頼されて携わったコーディネーターがいたらお気の毒である。せっかくの夢を手助けする仕事なのに、それに関わったがためにコーディネーターまで悪者になってしまう。

私は更新するのをやめた。今からもしこの仕事をする機会があっても資格など必要ない。いうなれば資格云々よりもまず多くの物件なり材料なり新しい商品なりを見て回ることのほうがよほど勉強になるし仕事に役立つ。現在この資格を持つ人の何%くらいが活躍しているのかは知らないがおそらく1~2割であろう。それも「コーディネーター」として独立している人はもっと少ないと思う。そんな世界なのである。

もしこれから関われるとしたら「古民家再生」のような仕事があったらやってみたいけど、それならうちの田舎にいっぱいある。。。

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じゃこさんこんばんわ(^^)
インテリアコーディネーターは更新制なんですね
知りませんでした~
私も建築の勉強をしたことがありますが結局仕事にはしませんでした
仕事にしないならいらないと試験も受けずです
インテリアコーディネーターも考えたことがあるけど実際には資格より経験とセンスですよね
古民家再生いいですよね(^^)
私は在来工法から入ったのでやはり木の家に惹かれます
仕事にはしなかったけど家を建てるなら~と考えるのがとても楽しいです

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はせさん、おはようございます。
この度の事件で考えさせられました。
今日の新聞に「一級建築士が5,548人合格」と出ています。毎年毎年それだけの人が資格を取っていくのです。その中でどれだけの人が業界で生き残っていけるのでしょうか。一匹オオカミで看板だけ掲げても誰も仕事を依頼してくる人はいないでしょう。
特に建設業界というところは、あらゆるところにつながりがなければやっていけないところだと思います。

「コーディネーター」なんて名前にあこがれて資格を取る人も多いですが、実際はマンションリフォームなど自分から工事に関わって現場の職人さんといっしょに埃まみれで働き、陰では「コウジネーチャン」と呼ばれている存在です。

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じゃこさん、思いきった決断をされましたね。今の時代、資格の有無そのものより、資格をいかに生かし即戦力となるかが重要だと思います。ちなみにバブル時代は資格の数より学歴が問われたのではないでしょうか?
インテリアコーディネータ=「コウジネーチャン」と呼ばれるほど頑張っている人はいいけど、現実には現場の方々と対立・あるはボロクソにけなされ資格はとったものの挫折する人が多いと聞いた事があります。

私の場合は「アロマコーディネータ」という民間資格を以前取ったのですが、転職活動しても事務職しか経験がなく若くもなく不採用の連続で結局タンスの肥やしになりかけています。この資格は協会会員であることが前提で毎年1.2万円の会費を払わないと消滅します。もしかすると私はこの職業と縁がないのかもしれないと思いつつ今はまだ迷ってますが、継続断念は時間の問題かもしれません。

「古民家再生」面白そうですね。既存の職業を目指すのも良いですが、他人とは目線を変えて自分で新たな職業を作るのが一番かもしれませんね(^_^)

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TOMOMIさん、こんばんは!
こんなことを言ったら、がんばって夢を追っている人に申し訳ないのですが結局省丁の天下り機関だったに過ぎないと感じています。要するに いろいろな資格を設けてそれに対して挑戦する人たちから受講料なり更新料なりを儲ける手段でしかなかったように思うのです。いまでは人気の福祉などもいろいろ資格がありますが、それにしてもよく考えないと取ったはいいが・・・ということになってしまうのではないかと思います。
資格は取ったところが始まりなのですね。


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今、ブログ界で一番熱い、「きっこのブログ」の黒幕は、民主党の馬淵議員だった。きっこは、耐震偽造問題に対して、自民・公明・創価学会に対抗するため、耐震偽造テポドン大作戦の実行を呼びかけた。『今回のインチキマンション問題だけど、今までは、あたしの情報....

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