・・と書いて山頂と読む。
どこからその言葉が生まれたのかは知らないが、日本には富士山という高い山がある。一年のほとんどは雪を頂いた姿を見ることができる。
わたしはまだ富士山には登ったこともないし、あまり登りたいとも思っていない。富士山は眺めてみるものだと思っているからだ。
わたしが山に興味を持つようになって約10年弱くらいだろうか・・。それまでは山など見ても登るとか歩くとかの興味は全然なかった。なにせ山で生まれたのだ。山はすぐそばにあるものでなんら楽しみのあるものではなかった。むしろ山に続く道は苦痛以外のなにものでもなかった。
それがあるときから楽しみのひとつになるのだから不思議なものである。
10年前のある日ウォーキングをしようと思い立った。もちろん太り続けるわが身を省みての決心であった。その日から早朝ウォーキングを始めたのだが、近所を歩きまわるのもそのうち飽きてくる。ある日顔見知りになったウォーキングのひとが隣町の憩いの森を歩いていると教えてくれた。それからわたしもその辺りまで歩くようになった。
そのころ同じように太っていたPサマは、早朝から出かけていくわたしがどこに行くのか気になったらしい。ある日ウォーキングに着いて来た。わたしはもう結構早足で森の坂道を歩けるほどになっていたが、Pサマ息をきらしながらようやく着いてこれるような歩き方だった。それもそのはず、近所の歩いても5分もかからないコンビニに行くのにクルマで行くほどの歩かない人だったのだ。
その日を境にPサマとふたり早朝ウォーキングに励んだ。そのうち憩いの森から山登りの案内に気がついた。そうか、その道をどんどん登れば山に登れるのか・・行ってみようか!というのが最初の山登りにつながったのである。
次の休日、夏の暑い日にも関わらず持ち物はわたしの小さなリュックにおにぎりと凍らせた350mmのペットボトルのお茶1本を入れただけで無謀にも山登りを決行したのだ。
登り始めていつもの散歩コースのアズマ屋付近で一休みするころにはもうペットボトルは半分に減っていた。しかし行くと決めたからには行かなくてはならない。汗をだらだら流しながらまだか、まだか、と思いながら登った。もっと簡単に登れるものと思っていた。なにせ地元の里山である。小学生でも遠足で登るような山なのだ。
ようやく展望のいい大きな岩にたどりついた。ひとりの男性がくつろいでおられた。聞けばよくひとりで山歩きをされているという。大きなステンレスポットを持っておられる。のどが渇いているわたしたちはわずかに残る氷の塊が入ったペットトボトルひとつ。。トホホ・・
しかし山頂が近いことを聞きガゼン元気が出て往復してきた。そして下りの経路に眺めのいい場所があることも聞いて途中まで案内してもらえることになった。でも飲み物を分けてください、とは言えず、とける氷のしずくを舐めながら縦走したのだった。
だけどなぜそのしんどい体験が山にハマるきっかけになったかというと、やはり山頂付近で体感する風の気持ちよさ、鳥たちの鳴き声、疲れをいやしてくれる木陰、岩の上で食べるおにぎりの美味さ、なにより山という何百年も続いてそこに存在する自然の醸す空間がここちいいのだ。
こうして山と出会ったことからわたしたち夫婦は多くの出会いも頂いた。Pサマはランニングとの出会いのきっかけにもなり、わたしはたくさんの人との出会いにつながった。新聞に投稿したりブログに参加したりこういったこともこの山との出会いがあったからだ。
最近は以前ほど山に行くことはなくなったがそれでも継続して楽しんでいる。山から頂くもの、それはなにより『自然の持つ癒し』である。
どこからその言葉が生まれたのかは知らないが、日本には富士山という高い山がある。一年のほとんどは雪を頂いた姿を見ることができる。
わたしはまだ富士山には登ったこともないし、あまり登りたいとも思っていない。富士山は眺めてみるものだと思っているからだ。
わたしが山に興味を持つようになって約10年弱くらいだろうか・・。それまでは山など見ても登るとか歩くとかの興味は全然なかった。なにせ山で生まれたのだ。山はすぐそばにあるものでなんら楽しみのあるものではなかった。むしろ山に続く道は苦痛以外のなにものでもなかった。
それがあるときから楽しみのひとつになるのだから不思議なものである。
10年前のある日ウォーキングをしようと思い立った。もちろん太り続けるわが身を省みての決心であった。その日から早朝ウォーキングを始めたのだが、近所を歩きまわるのもそのうち飽きてくる。ある日顔見知りになったウォーキングのひとが隣町の憩いの森を歩いていると教えてくれた。それからわたしもその辺りまで歩くようになった。
そのころ同じように太っていたPサマは、早朝から出かけていくわたしがどこに行くのか気になったらしい。ある日ウォーキングに着いて来た。わたしはもう結構早足で森の坂道を歩けるほどになっていたが、Pサマ息をきらしながらようやく着いてこれるような歩き方だった。それもそのはず、近所の歩いても5分もかからないコンビニに行くのにクルマで行くほどの歩かない人だったのだ。
その日を境にPサマとふたり早朝ウォーキングに励んだ。そのうち憩いの森から山登りの案内に気がついた。そうか、その道をどんどん登れば山に登れるのか・・行ってみようか!というのが最初の山登りにつながったのである。
次の休日、夏の暑い日にも関わらず持ち物はわたしの小さなリュックにおにぎりと凍らせた350mmのペットボトルのお茶1本を入れただけで無謀にも山登りを決行したのだ。
登り始めていつもの散歩コースのアズマ屋付近で一休みするころにはもうペットボトルは半分に減っていた。しかし行くと決めたからには行かなくてはならない。汗をだらだら流しながらまだか、まだか、と思いながら登った。もっと簡単に登れるものと思っていた。なにせ地元の里山である。小学生でも遠足で登るような山なのだ。
ようやく展望のいい大きな岩にたどりついた。ひとりの男性がくつろいでおられた。聞けばよくひとりで山歩きをされているという。大きなステンレスポットを持っておられる。のどが渇いているわたしたちはわずかに残る氷の塊が入ったペットトボトルひとつ。。トホホ・・
しかし山頂が近いことを聞きガゼン元気が出て往復してきた。そして下りの経路に眺めのいい場所があることも聞いて途中まで案内してもらえることになった。でも飲み物を分けてください、とは言えず、とける氷のしずくを舐めながら縦走したのだった。
だけどなぜそのしんどい体験が山にハマるきっかけになったかというと、やはり山頂付近で体感する風の気持ちよさ、鳥たちの鳴き声、疲れをいやしてくれる木陰、岩の上で食べるおにぎりの美味さ、なにより山という何百年も続いてそこに存在する自然の醸す空間がここちいいのだ。
こうして山と出会ったことからわたしたち夫婦は多くの出会いも頂いた。Pサマはランニングとの出会いのきっかけにもなり、わたしはたくさんの人との出会いにつながった。新聞に投稿したりブログに参加したりこういったこともこの山との出会いがあったからだ。
最近は以前ほど山に行くことはなくなったがそれでも継続して楽しんでいる。山から頂くもの、それはなにより『自然の持つ癒し』である。
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1531
ええ趣味やなぁ~~
山しかりやが、『自然』相手ってええよな。
山に頂く・・・・・・か。
改めて、ええやん!それ!!!
山しかりやが、『自然』相手ってええよな。
山に頂く・・・・・・か。
改めて、ええやん!それ!!!
1532
じゃこさんの山との出会い、Pサマのランニングとの出会い…あ!ひそかに「出会い」コラボかっ!?(無理矢理?)
山登りもマラソンも苦しいですけど、山頂やゴールで味わうあの「気持ち」は他では感じられないですよね。…あ、私の場合は「味わうビール」なのですが。
山登りもマラソンも苦しいですけど、山頂やゴールで味わうあの「気持ち」は他では感じられないですよね。…あ、私の場合は「味わうビール」なのですが。
1533
>nabajoさん
自然はいいですよね~
海が好きな人もたくさんいますがやはり原点は自然・・
やはり自分の中のDNAが覚えている安らぎがあるんだと思います。
今年もゴルフで自然満喫してください!
>柿ちゃん
なにげにコラボ参加。あシャイなもんで。。
そうだね~!達成感とビールは大きな喜びですな!
自分の足で登ってこそダヨネ
でも呑みすぎたら、歩くのがダルイよね~。。
(ソコまで呑むなっテカ・・)
自然はいいですよね~
海が好きな人もたくさんいますがやはり原点は自然・・
やはり自分の中のDNAが覚えている安らぎがあるんだと思います。
今年もゴルフで自然満喫してください!
>柿ちゃん
なにげにコラボ参加。あシャイなもんで。。
そうだね~!達成感とビールは大きな喜びですな!
自分の足で登ってこそダヨネ

でも呑みすぎたら、歩くのがダルイよね~。。
(ソコまで呑むなっテカ・・)
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