雨が心配だった昨日、急遽予定した山登り。朝起きてみれば、意外やいい天気!
いつものメンバー、昨日は5人で島根の『三瓶山』に登ってきた。
トモちゃんが来るのを待って朝7時すぎに我が家を出発。現地「三瓶山 北の原」には9時15分到着。そこで前回三次から参加のTさん夫婦と合流した。
「おはようございます!雨じゃなくてよかったですね!」とごあいさつ。さっそくそれぞれリュックを背負って、自然館サヒメルの横を通って登山道に向かう。
わたしたちが前回登ったのはもう7~8年前になるのだろうか。まだ「サヒメル」が建築される前で、埋没されていた縄文杉を掘り出している最中だったと思う。だから今回はその巨大な埋没林が見れることも楽しみにして来た。
まずは登山道に向かう。駐車場から歩いてすぐのところにまず目的の「男三瓶登山口」の標示がある。気持ちのいい登山道だ。新緑の中、ゆるやかな坂道を歩いていく。もうセミが鳴いているのか、ジージーという声が周りにあふれている。
少し行くと『標高650m』の標示。そのあたりからだんだん道は本格的なつづら折れの登りになっていく。もうセミの声は聞こえなくなり、小鳥たちの声に癒されながら登っていく。
『標高800m』だんだん息が上がり、汗が流れる。道は石や岩がむき出した道。滑りやすいので注意しながら登っていく。前方で休んでいた女性二人組を「こんにちは~」と言いながら追い越す。
『標高900m』だいぶ疲れてきた。次のベンチで休憩にしよう・・。リュックを下ろして、ティータイム。お菓子を食べながらずいぶん登ってきたな~と周りに見える山の景色を確認する。そこで先ほどの女性ふたりがまた追いついてきた。「どちらからですかぁ?」山で交わす会話は、みな友好的だ。それもそのはず同じ目的を持って同じ苦楽を味わっている。山の自然はその楽しみを倍増させるだけの大きなふところを広げて待っている。
『標高1000m』胸突き八丁の急登。あちこちにピンクの花が咲いている。これは「ウツギ」の花だ。白い「山アジサイ」もある。「ホトトギス」の声に励まされながら、花の優しさに励まされながら、頂上をめざす。
いきなり山頂到着!1126mバンザーイ!目の前には山頂の風景がゆるやかに広がる。展望台に立ち、360度の景色を堪能する。ちょっと休憩!やはり山はいいなぁ~・・!休日というのに登山客はまばらだ。まだこれから縦走する『女三瓶』『孫三瓶』『子三瓶』の雄大な姿と火口付近の『室の内』の緑色の池が見える。
ここで満足していてはいけない縦走路、まだ先は長い。『女三瓶』への下りの道は岩石と木の根がミックスされた直登。転んだら大ケガにつながる。気をつけながら常に登山の基本、三点支持。
ユートピアを経由して『女三瓶』到着!この山には各種のアンテナ塔が建っている。ちょうど正午だ。頂上より少し下の展望台を貸切にしてお待ちかねのお弁当タイム!持ち寄ったお弁当でお腹を満たした。今日は前回より男性がふたり少ないので、お弁当が残りぎみ。。やはりクセでついたくさん持ってきてしまうよね~・・眼下には東の原のスキー場からリフトで上ってくる観光客が休憩ベンチでくつろいでいる姿も見える。
お腹も満足して次に出発。『孫三瓶』までは快適な従走路だ。しかし最後の急な登りには泣かされる。孫というからにはレンくんにメールしなくっちゃ!孫三瓶の山頂標識をバックにした写メを送った。
さぁ、元気を出して最後の山、『子三瓶』をめざす。滑りやすい下りを注意しながら下りる。前方には数人の登山客。みな60代くらいの男性三人とご夫婦と思われる男女二人。あとは単独の登山者がふたり・・。中には若いひともいるが、ほとんどが中高年だ。元気な中高年に拍手だ!しかし最後の登りのキツイこと。。わたしたちの集団は次々と前のグループを追い越していった。とはいえ、もう足は悲鳴をあげている。が、気力あるのみ。背中のリュックの重みもズッシリ感じる。
ようやく笹の広がる『子三瓶』登頂!全部制覇!!前回登ったときも縦走だった。疲れきった身体に三瓶の山がほほえんでいる。いまさらながら来てよかった~!あとは下るだけだ。
下りの道は前回と同じコースで西の原に下るコース。いつも思うのだけど下りになって「よくこんな山に登ったな・・」と思う。そう思うくらい下りもヒザに負担がくる。滑らないように細心の注意をしながら、いらないところに力が入るのでさらに筋肉に負担がかかる。長い下りを歩いて分岐のところまで下りた。しかし西の原から登った前回とは違い、北の原までさらに自然歩道を2.5kmも歩かなければ帰れない。これは誤算だった。縦走のアップダウンで足の筋肉は疲れきっている。なだらかな道で快適な歩道なのだが、ところどころに倒木があり道をふさいでいる。それをくぐったりして、不自然な姿勢になったらとたんに太ももがツッた。。「アイテテテ・・」
足がツッテも動かさなければさらに痛くなるのは分かっている。引きずりながら歩く。トモちゃんとわたしは完全にみんなより遅れ気味。。100kmマラソン完走どころか50km歩行でもとてもムリだ。。
2.5kmは思ったより長く感じながら、ようやく『姫逃池』到着。池周辺の「カキツバタ」がごくろうさん!と癒してくれた。ようやく『サヒメル』到着。まずはトイレトイレ。。午後4時になるころだった。
「サヒメル」見学は午後5時まで。せっかく来たのだから見学していこう。埋没していた縄文杉だけでも見る価値あり!中に入って驚いた。立派な施設だ。新館から見て本館まで移動した。もっと時間があればよかったが、急いで見て廻った。しかし閉館間近かの時間だったとはいえ、来館者が少なくない?立派な施設なのに・・。たしか昨日は日曜日だったよね・・?維持管理費だけでも相当かかると思うけど・・。ま、島根県はお金持ちなのかなぁ・・
三瓶自然館 サヒメル
楽しい一日だった。しかし、今朝は筋肉痛が・・アイテテ・・。
いつものメンバー、昨日は5人で島根の『三瓶山』に登ってきた。
トモちゃんが来るのを待って朝7時すぎに我が家を出発。現地「三瓶山 北の原」には9時15分到着。そこで前回三次から参加のTさん夫婦と合流した。
「おはようございます!雨じゃなくてよかったですね!」とごあいさつ。さっそくそれぞれリュックを背負って、自然館サヒメルの横を通って登山道に向かう。
わたしたちが前回登ったのはもう7~8年前になるのだろうか。まだ「サヒメル」が建築される前で、埋没されていた縄文杉を掘り出している最中だったと思う。だから今回はその巨大な埋没林が見れることも楽しみにして来た。
まずは登山道に向かう。駐車場から歩いてすぐのところにまず目的の「男三瓶登山口」の標示がある。気持ちのいい登山道だ。新緑の中、ゆるやかな坂道を歩いていく。もうセミが鳴いているのか、ジージーという声が周りにあふれている。
少し行くと『標高650m』の標示。そのあたりからだんだん道は本格的なつづら折れの登りになっていく。もうセミの声は聞こえなくなり、小鳥たちの声に癒されながら登っていく。
『標高800m』だんだん息が上がり、汗が流れる。道は石や岩がむき出した道。滑りやすいので注意しながら登っていく。前方で休んでいた女性二人組を「こんにちは~」と言いながら追い越す。
『標高900m』だいぶ疲れてきた。次のベンチで休憩にしよう・・。リュックを下ろして、ティータイム。お菓子を食べながらずいぶん登ってきたな~と周りに見える山の景色を確認する。そこで先ほどの女性ふたりがまた追いついてきた。「どちらからですかぁ?」山で交わす会話は、みな友好的だ。それもそのはず同じ目的を持って同じ苦楽を味わっている。山の自然はその楽しみを倍増させるだけの大きなふところを広げて待っている。
『標高1000m』胸突き八丁の急登。あちこちにピンクの花が咲いている。これは「ウツギ」の花だ。白い「山アジサイ」もある。「ホトトギス」の声に励まされながら、花の優しさに励まされながら、頂上をめざす。
いきなり山頂到着!1126mバンザーイ!目の前には山頂の風景がゆるやかに広がる。展望台に立ち、360度の景色を堪能する。ちょっと休憩!やはり山はいいなぁ~・・!休日というのに登山客はまばらだ。まだこれから縦走する『女三瓶』『孫三瓶』『子三瓶』の雄大な姿と火口付近の『室の内』の緑色の池が見える。
ここで満足していてはいけない縦走路、まだ先は長い。『女三瓶』への下りの道は岩石と木の根がミックスされた直登。転んだら大ケガにつながる。気をつけながら常に登山の基本、三点支持。
ユートピアを経由して『女三瓶』到着!この山には各種のアンテナ塔が建っている。ちょうど正午だ。頂上より少し下の展望台を貸切にしてお待ちかねのお弁当タイム!持ち寄ったお弁当でお腹を満たした。今日は前回より男性がふたり少ないので、お弁当が残りぎみ。。やはりクセでついたくさん持ってきてしまうよね~・・眼下には東の原のスキー場からリフトで上ってくる観光客が休憩ベンチでくつろいでいる姿も見える。
お腹も満足して次に出発。『孫三瓶』までは快適な従走路だ。しかし最後の急な登りには泣かされる。孫というからにはレンくんにメールしなくっちゃ!孫三瓶の山頂標識をバックにした写メを送った。
さぁ、元気を出して最後の山、『子三瓶』をめざす。滑りやすい下りを注意しながら下りる。前方には数人の登山客。みな60代くらいの男性三人とご夫婦と思われる男女二人。あとは単独の登山者がふたり・・。中には若いひともいるが、ほとんどが中高年だ。元気な中高年に拍手だ!しかし最後の登りのキツイこと。。わたしたちの集団は次々と前のグループを追い越していった。とはいえ、もう足は悲鳴をあげている。が、気力あるのみ。背中のリュックの重みもズッシリ感じる。
ようやく笹の広がる『子三瓶』登頂!全部制覇!!前回登ったときも縦走だった。疲れきった身体に三瓶の山がほほえんでいる。いまさらながら来てよかった~!あとは下るだけだ。
下りの道は前回と同じコースで西の原に下るコース。いつも思うのだけど下りになって「よくこんな山に登ったな・・」と思う。そう思うくらい下りもヒザに負担がくる。滑らないように細心の注意をしながら、いらないところに力が入るのでさらに筋肉に負担がかかる。長い下りを歩いて分岐のところまで下りた。しかし西の原から登った前回とは違い、北の原までさらに自然歩道を2.5kmも歩かなければ帰れない。これは誤算だった。縦走のアップダウンで足の筋肉は疲れきっている。なだらかな道で快適な歩道なのだが、ところどころに倒木があり道をふさいでいる。それをくぐったりして、不自然な姿勢になったらとたんに太ももがツッた。。「アイテテテ・・」
足がツッテも動かさなければさらに痛くなるのは分かっている。引きずりながら歩く。トモちゃんとわたしは完全にみんなより遅れ気味。。100kmマラソン完走どころか50km歩行でもとてもムリだ。。
2.5kmは思ったより長く感じながら、ようやく『姫逃池』到着。池周辺の「カキツバタ」がごくろうさん!と癒してくれた。ようやく『サヒメル』到着。まずはトイレトイレ。。午後4時になるころだった。
「サヒメル」見学は午後5時まで。せっかく来たのだから見学していこう。埋没していた縄文杉だけでも見る価値あり!中に入って驚いた。立派な施設だ。新館から見て本館まで移動した。もっと時間があればよかったが、急いで見て廻った。しかし閉館間近かの時間だったとはいえ、来館者が少なくない?立派な施設なのに・・。たしか昨日は日曜日だったよね・・?維持管理費だけでも相当かかると思うけど・・。ま、島根県はお金持ちなのかなぁ・・
三瓶自然館 サヒメル
楽しい一日だった。しかし、今朝は筋肉痛が・・アイテテ・・。
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1588
ああ~、三瓶縦走…。私もしたなぁ…と、遠い目をしないと思い出せない10年くらい前です。最近は、毎年、行ってますが、この自然館で遊ぶばかり。そんなにガランとしてましたか…。一度、真冬にいったら貸切でした…。今年は娘と一緒に縦走したいなぁ。
1589
>柿ちゃん
三瓶いいよね~・・夏はキャンプに行きたいね~!
ウチのPサマ、ランニング仲間にプレゼントしてもらったサングラスを山の上で落としたらしいのよ。。
たぶん「子三瓶」の頂上だと思うんだけど、後ろを歩いてたわたしたちが気が付かなかったってことは笹の中かな~?
今度登ったらちょっと見といてよ・・(笑)
三瓶いいよね~・・夏はキャンプに行きたいね~!
ウチのPサマ、ランニング仲間にプレゼントしてもらったサングラスを山の上で落としたらしいのよ。。
たぶん「子三瓶」の頂上だと思うんだけど、後ろを歩いてたわたしたちが気が付かなかったってことは笹の中かな~?
今度登ったらちょっと見といてよ・・(笑)
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