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雑魚の云々

.10

昔はよかった!

もう11月も3分の1過ぎた・・

急に寒くなった。。

つひにコタツを出した。。

きのうは久しぶりにゆっくりとした休日を過ごした。どこかに出かけることもなく一日ウチにいた。一人なら午後からでも出かけるのだが、午前中「走ろう会」の例会に行ったPサマがお昼過ぎに帰ってきた。昼食を食べさせないわけにもいかないので、うどんを作ってあげた。

それからコタツに入ってテレビを見ていたが、突然「映画に行こう」というので、上映時間を確認したらあと20分後には始まる。支度して行っても日曜日だしすぐに入れるわけもないので、次の上映は・・?と調べたら18時からだ。

・・なのでテレビでゴルフ番組を見ていたら、だんだん大儀くなってやめた。。

夜は冷蔵庫にあるもので済ませてPサマは9時すぎには就寝。わたしも11時まえには寝た。

今朝も寒い。いよいよ初冬という感じだ。

わたしが子どもの頃 県北の田舎では、初雪が降るのはだいたい11月の10日過ぎごろと決まっていた。子どもにとって初雪はけっこう嬉しいものである。そのころは寒いのがイヤだとか思ったことはなかった。冬は寒いに決まっていた。

考えてみれば、田舎の農家で育ったわたしには、四季折々の生活の変化というのは案外楽しいものだったような気がする。その時期でしか味わえない食べ物や行事や家の中においても生活の変化があった。例えば夏には蚊帳が吊られてそのなかで両親と姉といっしょに寝た。冬になると同じ部屋に掘りゴタツが出現する。周りに布団を敷いて、掛け布団はコタツの上にふとんの裾を重ねる。

窓の外には吊るし柿がぶらさがり、まだ十分に干されてない柿を縄からもぎ取って食べた。

2階の窓から眺める景色は、収穫の終わった黒い田んぼと点在する家とまだ実の残った柿の木・・オレンジの夕暮れになり家々から立ち上る紫の煙・・山々の木は赤や黄色に彩られやがて茶色から灰色に変わっていく。

田舎の風景を思い出すのはなぜだかこの頃が多い。春の花がいっぱい咲いている時期や、夏に母の実家に行く時渡る吊り橋や、黄金色に輝く田んぼや、何もかもすっぽり雪に閉ざされた景色も思い出の中にあるにはあるが、ふと浮かぶ情景ではない。

なぜだろう・・けしてワクワクする時期ではない。たぶん色の変化が一番楽しめるからかもしれない。春の花ようにハッキリした色ではなく、夏の原色でもなく、変化していく途中みたいなグラデーションの季節・・

都会に住んでいると年がら年中同じ条件で生活ができる。それはある意味ありがたいことなのかもしれないけど、貴重な体験や自然美を愛でるといった心の余裕さえ失ってしまうことなのかもしれない。

公園の立木ひとつとっても毎日のように変化して行く葉の色を美しいと感じるか、落ち葉が汚すからないほうがいいのにと感じるかは、その人のこれまでの感性に委ねられるところだ。

しかし、もう10日か・・。そうだこうしちゃいられない・・。Pサマの給料日だった!銀行に行かなくちゃ!

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Comment
1687
 今年も残り少ない、ええ年迎えてや!

1688
>仁さん
ちょっと気が早いんじゃないですか・・?
まだわたしは今年歳をとっていないんですが。。

ま、このまま年忘れってテもありますがね~(笑)


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じゃこ

  • Author:じゃこ
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