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雑魚の云々

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愛する家族の心届け

これは今朝の新聞で見つけた見出しである。(中国新聞朝刊・・・P14)

『自殺防止ライブ』

ある意味衝撃的なタイトルであるが、もうここ十数年日本では年間3万人以上の人たちが自ら死を選んでこの世を去っているという。交通事故死よりも自殺が多いということに衝撃をうける。

自殺を選ぶ理由はみなそれぞれで他人には踏み込めない領域であるのだが、ただひとつ言えるのは、そのひとの周りにはたくさんの愛や感情を持ったひとが存在すること。たとえば、家族であったり友人であったり、また伴侶や恋人であったり・・

残されたひとにとって、失った命はあまりにも大きい。自殺するひとを責めるわけではないが、自分のことをそれほど大事に思う周囲のひとがいるということを知っていてほしい・・

わたしの姉は21歳を前にした晩秋に亡くなった。自殺だった。こころの病で苦しんでいたことは家族も知ってはいたが、結局健常者には分からないところまで追い詰められていくのだろう。そうなった時点で周りのことを考えろよ!というのは酷なことなのだろう。この苦しみから逃れる手段は死ぬことだけ・・そう思って衝動的に自殺する。。

残された家族や友人は自分を責める。なぜ・・?自分はあのときにどうすればよかったのか?どう声をかければよかったのか?失った命と助けることができなかった自分の無力さと二重の苦しさ悲しさに打ちひしがれる。。身内なら一生その事実を背負って生きなければならない。

そんな悲しみが毎年、毎年、3万件以上も続いていく日本っていったいナンなんだろう。

きっと『玉城ちはるさん』も同じような気持ちを抱いて、このライブを開かれるのだと思う。彼女の歌を聴いて、ひとりでも立ち直れるひとがいたらうれしい。

「あんなこと、こんなこと・・楽しかったね!これからも未来をいっしょに歩いていこうよ・・!」こんなメッセージを受け取ってもらいたい。

玉城ちはるさんのHPはこのページにもリンク貼ってあります・・

彼女の伸びやかで爽快な歌声はとても聴いていて気持ちがいい。お近くの方はぜひおでかけください。

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Comment
1702
玉城ちはるさん、一度聞いてみたいです♪とても魅力的な女性ですね。

私の兄は18年間引き篭もってました。
まわりの人間は何が原因なのかも分からず、どうすることも出来ずにズルズルと月日だけが経っていく生活を送っていて…。

ある日、兄が自殺未遂をしました。

自分の力ではどうすることも出来ない状態だったのかな…
親も本人も苦しんでたと思います。

結局私は何も出来なかったんですけど…。
(実家を長い間離れてたので)

人の心の奥底を感じとれてあげるのは難しいですね、もし分かったとしても自分の力ではどうにも出来ない事ってあるし…。
自分の生活で一杯一杯になってると余計見えなくなってしまう。

この不景気な時代の方が、家族の絆が強くなる時だそうです。大切さを感じることが出来ると書いてありました。
心が充実してくれば自殺を考える人も少しは少なくなるかもしれないですね…。

私もまったく考えた事がないと言えば嘘になりますが、与えられた命を元気に楽しく生きて行きたいです!

(じゃこさんのお姉さんの事知りませんでした。。。)

1703
>えっちゃん
いままで自分から姉の死のことを話すことはなかったのよ・・
あえて自殺しました、なんて家族は言わないよね。。

でも玉城ちはるさんはこのたびお父さんの自殺を自ら語ろうと決心されてこのライブを開かれるようです。

彼女のお父さんの亡くなられたことは知っていました。同じ町だから自然と耳に入るよね~・・一代で会社を興して順調に大きく活躍されていた矢先に何故?とみな驚いたものです。

えっちゃんのお兄さんのことも聴いてはいたけど、家族の在り方って難しいよね・・じっと見守るしかないように思う。

かといって拓さんのように元気だったひとが突然にあんなことになると、自分たちの無力さが情けなくなるし・・

不景気になると家族の絆が強くなるというのはわかるような気がします。迷ったら右に行け!というのよりはよほど信憑性があるよ。。v-8


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