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雑魚の云々

.15

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もう15日・・か

毎日花見だなんだと浮かれていたらもう4月も半分過ぎた。。

お休み月の今月は陽気もよくなり、総体的にいいお天気の日が多かった。だいたい休みの月になると読書三昧っていうのもスケジュールの中に入るのだが、今月は出かけることも多かった。

手抜きの家事も今月は大物の洗濯ってのがある。いまも毛布の洗濯しながらブログを更新している。春は埃っぽいのでサッシの掃除とか洗車とかも欠かせない。ガーデニングやら草むしりやらもやりだしたらきりがない。

・・・といいながら、今月に入って読んだのは・・・

職場の友人に借りた推理小説2冊・・・『透明な遺書』内田康夫、『忍者の里殺人事件』和久峻三

最近はあまり推理小説っていうのを読まなかった。なぜかというとハマると困るから・・(笑)

『透明な遺書』のほうは、排ガス自殺とみられた男性の残した遺書が中身のない封筒だけだったというナゾを追うもの・・浅見光彦シリーズだ。
その自殺にみせかけた殺人の裏には・・・
ちょうど小沢さんの政治資金問題でどうのこうのしてたあとだったので、政官財の癒着とか警察と裏社会のつながりとか、いろいろなことが見えて、フィクションといえども大いに想像できる範囲のはなしなので面白い。

『忍者の里殺人事件』京都の舞妓さんがホテルで全裸で殺されてみつかる。こちらは赤かぶ検事のシリーズ、どうやら職場の先輩は推理小説好きらしい(笑)
こちらは短編なのですぐ読める。死体のそばに色つきの米粒が暗号のように残されているっていうのだ。しかし殺人したあとに米粒を並べるってかなり根気がいることで、それをするだけでものすごいストレスだし時間のムダだと思うけど、これって忍者っぽいかな~?ま、ちょっとヒマつぶしに読むのにはいい。

あとはBook Offで買ってきた、荻原 浩『神様からのひと言』

食品会社に再就職したが入社早々トラブルを起こし、リストラ予定部所の「お客さま相談室」に異動されるサラリーマンのはなし。クレーム処理に明け暮れる主人公を通して会社内部やお客との人間模様が繰り広げられる。プライベートでもイマイチな主人公に幸せは訪れるのか・・
今の時代、企業にとってクレーム処理というのははずせない部署だが、それにあたる担当者のストレスはたいへんなものだ。特に食品関係のクレームっていうのは口コミによって広がるからコワイ。小説ではあるが、わが身に置き換えて読むひと多いのではないだろうか。

そしてきのうの雨降りに一日かけて読んだのが、横山秀夫『クライマーズ・ハイ』

これは昨年だったか映画化されていたので観られたかたも多いかもしれない。わたしも観たい観たいと思っていたのに、いつのまにか終わっていた。。DVD借りて観ればいいのだが、やっぱし映画館で観たいよね~。。
内容は地方新聞の北関東新聞社が昭和57年日航機墜落事故を報道したときのことだ。この社会部編集デスクに担当した記者の人間模様。分刻みの報道という仕事に携わりながら、自分自身の家族や病に倒れた友人、会社組織のしがらみなどが記者の心情を通して語られていく。
題になっている「クライマーズ・ハイ」というのは「ランナーズ・ハイ」といっしょで、岩登りのつらく苦しい極限状態にあるときに恐怖感がマヒしてしまうことだ。全編通じて衝立岩登攀と17年前の日航機事故がフラッシュバックしながらつづられていく。なかなか読みごたえがあった。

あと半月、まだ時間はいっぱいある。でも目が疲れてPCも読書も一休みだ。。山の新緑で目に活力与えに行こうかな・・

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