fc2ブログ

雑魚の云々

.15

山とマラソン

デンジャラス!烏ガ山

紅葉も最後のこの時期、どうしても山に行かなくてはならない・・(笑)

今年は夏が猛暑で紅葉の時期もどんどん遅くなり、ようやくこの時期にいぃカンジになったと思ったら、なんとおとといからは黄砂???どよ~~んと霞んだ景色で、最後の山なのにあ~ぁ・・

今日の日曜日が雨なら、もちろん予定は決まっているのだが、晴れなのか曇りなのか、それとも霧で見えないのか・・ハッキリせ~よ!!みたいな天気だ。。だけどどうやら雨にはならないようなので、紅葉最後の山に出かけた!

朝6時40分出発!我が家にしては上出来だ(笑)

目指すは鳥取大山の隣にそびえる烏ガ山(カラスガセン)1448m。9月に登った蒜山にも近い大山山系の南東に位置する山だ。ただしこの山は平成12年の大山周辺で起きた地震の影響で登山道が大きく崩れ、危険個所が多く、いまは登山禁止になっている。

わたしが持っている古い山の本には『新小屋峠から烏ガ山』というのが載っていて、そのカラスが羽根を広げたような山容に、いつかは登ってみたいと思っていた山である。2カ月前に蒜山に登って、あ~アレが『烏ガ山だ!』と知ったからにはやっぱし登らなきゃだよね~・・。山好きなひとたちの登山記録を綴ったブログを見ると、禁止になった現在も登れるようだ。もちろんナニか事故が起きた場合は自己責任になることは承知の上で!ということにはなるけれど。。

きょうもアクセスは前回の蒜山と同じ「中国自動車道」しかも三次インターから高速に乗った。交通量も少ないし、三次まで高速で行くのと下道を走って行くのと時間は変わらないってことに気付いた。つまりガソリン代の節約ってことだね~(笑)

庄原から東城までの山々、まるで錦絵が次々に現れるようで、奥田元宋画伯の絵画を観るようなすばらしい紅葉に出会った。この時期でないと見られないロケーションだ。人気のない中国自動車道にこんな素晴らしい錦絵があるのか!って驚くとともに感動!!通行する車両も少なく、この時期だけのラッキーポイントだ

岡山に入り蒜山に近くなって、山はだんだん黄色と茶色に彩られ、残念ながら紅葉は終わりに近づいたような色合いになったが、お天気が良くなってきた!

002_convert_20101114230646.jpg
『烏ガ山』カラスが羽根を広げたように見えるかな?

登山口の鏡ケ成に着き、さらに登山口の新小屋峠へ・・。しかし通り過ぎてだんだん下ってる?登山口は「登山禁止」なのでそんなに分かりやすくはないのだ。。ようやく見つけた旧登山口に「地震で崩れ危険なため登山禁止」の立て札があり、通れないようにロープが張ってある。それをくぐって歩きはじめる。落ち葉を踏み進んでいくゆるやかな登りだが、そのうちにだんだんキツクなっていく。

今月初めに降った初雪も残っているところも見える。登山者が少ないため、道に伸び放題のクマザサを刈ってある。登山者が歩きにくいから刈り倒したというだけなのだ。そのまま放置されているので歩きやすいのやら歩きにくいのやら。。ま、刈ってあるのはありがたい。。

ようやく山頂近くのロープ難所。下を見たら~、くわばらくわばら。。そんな岩場をよじ登っていたら向こうの山頂で手を振る人たち!(え~?あそこまで行けるのか~?)

最終的にそのピークが山頂だった。
001_convert_20101114230552.jpg
山頂近くから見る大山東壁

ようやく山頂到着!10時40分出発からちょうど2時間弱だ。しばらく大山の景色や周りの山々の景色を堪能して休憩した。しかし。。登ったのはいいけど、どうやって下りる?それくらい厳しい岩場だ。。

山頂までのルートは3つある。私たちが登った新小屋峠コース、反対側には大山方面に続くコース、山頂で手を振っていた若者2人はそちらに下っていった。そして鏡ガ成キャンプ場に下るコース・・。下山はこのキャンプ場のコースにする。しかし分岐に指標などなにもない。登山禁止の山には指標もないのだ。。

この下山コースもなかなか厳しかったが、途中にはもののけ姫を連想するようなゴーラの谷があったりしてコレはコレで楽しい。ま、どうにかこうにか下山して、温泉に浸かり帰路に着いた。

帰りの展望台で見る烏ガ山と後ろの大山
005_convert_20101114230754.jpg

もう二度と登ることはないだろうなぁ・・あ~コワかった(笑)

NEXT Entry
恐竜を捜せ!
NEW Topics
さつま揚げに挑戦!
ももへの手紙
まだまだ花見!
アントキノイノチ
大野権現山

Comment
2048
 大山って、大きい山って意味?

ほんま、でかいな~~

2049
>仁さん
え?仁さん??(笑)

大山は見る角度でずいぶん違いますね~・・
確かに大きな山ですよ!

なかなか快晴で見ることは出来ない山です。いつも山頂は雲に覆われているので、見れたのはラッキーでしたよv-221


Trackback

Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

じゃこ

  • Author:じゃこ
  • 日本の良さってなんだろう!
    山を歩く・・
    素材にこだわる・・
    侘び寂びのこころ・・
    そして、癒しを追っかけしています!







ブログ検索


ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード 管理者ページ