
山頂付近のヤブデマリ

今年もツツジが見られない山頂
毎年我が家の恒例行事になってしまった『バカの芽とり』例年ならGW頃が一番いいときだ。だけど、今年は冬が長く芸北も遅い春だったので、今日あたりがちょうどいいころかな?ということで出かけた。
きょうはお弁当も手作りで、自宅を出たのはやはり我が家時間の9:30過ぎ・・。そして島根県との県境に近い大佐山に着いたのがもう正午近い時間だった。
それから大佐山隣のO山に入る登山口がちょうど12:00
山道に入ると道には倒木が多く見受けられる。道の倒木は切ってあるので歩くのに支障はないが、裂けたように枝が折れた木や途中で折れた木など、いかに今年の雪が多かったのかを物語っている。
いつもの坂道を登りながらバカの芽を探して歩く。やはりいくぶん遅すぎたようで、葉が開いてしまったものが多く目につく。
わたしたちは出発が遅いので、もう下りてくるグループに何組かすれ違う・・。わたしたちのような山菜とりをしているひとたちもいるし、まったく山登りだけが目的のグループもいる。この山はやはりツツジが有名でそれを楽しみに登られたのだろう。しかし今回残念なことにツツジが咲いていてもなんかしょぼい。。きっとツツジも今年の天候不順で、咲くタイミングを失ったのではないかと思う。まだ蕾のものもあれば、咲いても花びらが枯れかかったようなものもある。そしてあちこちに裂けて折れたり倒れた木々・・。若葉の季節だけに新芽は目にはさわやかだけど、これほど荒れた山を見たことはなかった。
上から下りてくるグループの人が「コシアブラは全部採ったからもうないよ~」と笑いながら、手に持った芽を見せてくれる。もう1人が「いやいや、まだいっぱいあるよね~」と教えてくれる。たしかに道沿いの木はみんなが取るからないのだけど、ちょっとヤブの中に入るといくらでもある。それを見つけるか見つけないかの差はたしかにあるのだが・・。
ひとやま越えるころにはもう十分な収穫になった。
山頂到着まですれ違った人がだいたい50~60人くらい、山頂で出会った人がペアで3組・・。きょうは大賑わいの山だったようだ。
わたしたちは出発が遅くて正解!大勢のグループはみんな下りたあとなのでゆっくりできる。14:00到着してお弁当を食べ、ゆっくりお昼寝して15:30に下山開始・・。
駐車場に帰ってちょうど16:00だった。帰りのコースは温井ダム方面に廻ったので、さらに新緑が美しくいいドライブコースだった。
帰ってさっそく「バカの芽の天ぷら」でイッパイ!この香りがたまらなくおいしいのだ。
いい天気で、久しぶりに山を満喫した!
NEXT Entry
NEW Topics